ビッグバン 私は、宇宙のあらゆるものが遠ざかるということを観測したことから あらゆるものが元は一カ所にあったような理論が展開されていること に疑問を感じている。 まず、観測が電磁場のある場所で、電磁波を観測したのだから、変な 感覚を覚えるのだ。電磁場はゆがむであろうし、電磁波は衰退するで あろうし、電磁波は、あまりにも小さいエネルギーであろうから、ノ イズを伴って本物を失っている可能性もある。 つまり電波の観測では、観測結果からは真実を判断できない。 また、電磁波をはるかに超える巨大なエネルギーを伝達することがで きるはずの素粒子場のような場があると仮定すると、その素粒子場で どのような現象がおきるのかはっきりしていない現状では、何もわか らない。 私の考えでは、まだ何もわかっていないに等しい。ビッグバンがある とかないとかいえる状況ではないと思う。 素粒子場では、重力を伝達する素粒子波があってもよいのではなかろ うか? つまり、重力は素粒子波が共鳴すると、引き合うこととなり、反対に 不協和音のように共鳴しない場合に、反発しあうのではなかろうか? 物質の集まりである地球のようなものでは、共鳴が大きくなり、引き 合う力、つまり重力も大きく働くのではなかろうか? この仮想で考察をすすめると 宇宙の多くの物質は、反発しあっている。 なかには、引き合うことで、ぶつかるものもある。 多くは自由きままに進んでいて、引き合うこともあれば、反発しあう こともある。 当然ながら、反発も引き合うこともないが、たまたまぶつかることも ある。 何もないところから生まれる星もある。 星だったけれど、暗黒の世界へすすみ、消失するものもある。 つまりは、エントロピー増大という点では、一致している。 基本は、エントロピー増大である。 ??